コース情報



【北上フォンド(100km)】
スタート7:00~、ゴール制限17:30、AS(エイドステーション)4カ所、獲得標高1,358m

石巻専修大学をスタートし、南三陸町の神割崎キャンプ場で折り返して、再び石巻専修大学に戻るコースです。特に往路はアップダウンがきついところもありますが、眼下に大海原を望む「リアスブルーライン」や、神の裁きで大岩が真っ二つに割れた伝説が残る「神割崎」、白い砂浜が美しい「白浜」など、宮城・三陸の絶景を堪能できます。


ルート(制限時間)

  • スタート:石巻専修大学
  • 女川AS
  • 雄勝AS
  • 新北上大橋 【折り返し制限 12:40】
  • 神割崎AS 【通過制限 14:25】
  • 北上AS
  • ゴール:石巻専修大学

※「Ride with GPS」内に表示される獲得標高は実数値と乖離が生じていますのでご留意ください。


走行距離(目安)
100km
スタート・ゴール会場
石巻専修大学
入場・受付時間
4:30~7:30
スタート時間※1
7:00~順次
ゴールクローズ時間
17:30

  • ※1 受付後にスタートゲートエリアに並んでいただいた順にグループ分けしてスタートとなります。

提供されるエイド食と見どころ

女川AS(おながわ)女川駅前広場

女川ASを設ける女川駅前広場は、羽ばたくウミネコをモチーフにしたJR女川駅と、「シーパルピア女川」などの駅前商業エリアの間にあり、にぎわいの拠点になっています。駅から海に向かってまっすぐ延びる遊歩道「レンガみち」は震災復興のシンボルロードで、元旦はレンガみちの先から初日の出が昇ります。

女川ASで提供されるエイド食

  • 女川汁(サンマのつみれ汁)
    女川ASの代名詞といえる「女川汁」は、全国有数のサンマの水揚げを誇る女川町の家庭料理。サンマのすり身と豆腐、ネギを具材に、塩としょうゆで味付けしたすまし汁で、赤いキャップとエプロンを身に着けた女川町商工会女性部の会員が手際よく調理します。温かい汁物が朝早く出発したライダーの胃袋と心を満たしてくれます。


雄勝AS(おがつ)雄勝多目的広場

雄勝ASは、甚大な津波被害を受けた雄勝地区の新たな交流の場として2023年に整備された広場に設けます。野球やサッカーができる土のグラウンドと、小高い丘や木製遊具などを備えた芝生エリアがあり、幅広い世代に利用されています。雄勝地区では一帯を花と緑で彩る「雄勝ガーデンパーク構想」が官民連携で進んでいます。

雄勝ASで提供されるエイド食

  • ホタテ焼き
    多数の焼き台が並べられ、新鮮なホタテを炭火で殻ごと焼く「ホタテ焼き」は、雄勝ASならではの光景で、その豪快なビジュアルはツール・ド・東北らしいフォトスポットにもなっています。雄勝地区の方々が焼き方から提供までを担い、プリプリと焼き上がったホタテは食べやすくカットしてから、ライダーに提供します。

  • 【補給食】お茶の井ヶ田 千日餅(ずんだ)
    1300年でたった二人しかいない荒行 千日回峰行を成し遂げた者のみに与えられる称号大行満大阿闍梨を持つひとりが仙台・秋保の慈眼寺の住職。その行にちなんで命名された仙台秋保郷菓「千日餅」。修行にかぶる笠をかたどった生地はもちもちした食感で、香り立つ甘さのずんだの餡が独特の風味を醸し出します。


神割崎AS(かみわりざき)神割観光プラザ駐車場

神割崎ASは、神割崎キャンプ場に隣接する駐車場に設けます。同キャンプ場は太平洋を望む美しい景観と充実した設備が好評で、全国からキャンパーが集まります。「神割崎」は、神の裁きで巨岩が真っ二つに割れたという伝説が残る景勝地で、毎年10月下旬と2月中旬には割れた岩の間から朝日が昇る光景が見られます。

神割崎ASで提供されるエイド食

  • サーモンカツカレー
    野菜がごろっと入ったルーに「南三陸サーモン」のフライをのせた、ギンザケ養殖発祥の地ならではの特製カレーです。旬の時期に水揚げし脂が乗ったギンザケをその場で揚げており、凝縮されたうまみが口に広がります。宮城県漁協志津川支所戸倉女性部の「浜のおかあちゃん」たちが、腕によりをかけて調理します。


北上AS(きたかみ)白浜ビーチパーク

北上ASを設ける白浜ビーチパークは、津波で被災した白浜地区集落跡地に2019年開園しました。芝生敷きのデイキャンプサイト、炊事場、大型東屋、トイレなどが無料で利用できます。この駐車場の一角には、麦の酒を奉納する珍しい風習から「ビール神社」と呼ばれる鹿嶋神社があり、神社の再建計画が進められています。

北上ASで提供されるエイド食

  • 冷やしわかめうどん、味付けめかぶトッピング
    石巻市北上地区の特産品「十三浜わかめ」を使い、地元の「西幸水産」が粉末状にして練り込んだうどんを、冷やして提供します。北上川から流れ込む豊かな栄養を取り込んだ十三浜わかめはミネラルたっぷりで、口にすると磯の香りがふわりと広がります。「木村水産」の味付けめかぶをのせて、喉越し良く食べられます。